新しい砥草2017.06.26

貧乏性の自分は、同じ道具をついずっと使い続けてしまう傾向にあります。
もちろんそれが間違っているとは思わないし、この仕事を続ける以上、それがある意味必要なことだと理解しています。

 

でも時には、思い切って新しくしたほうがいいこともある、という事例。

 

 

 

こちらは砥草と言って、ハンコの印面を平らに削る道具です。
本来の砥草は、文字通り草を割いて並べて台に貼り付けたものを言います。
写真の左から二番目のものがそうです。今ではほとんど手に入りません。

 

一言で表すなら、平らなヤスリ。
この平らであることが大変重要で、これがないとハンコを平らに削ることができず、綺麗に捺せなくなってしまいます。

 

 

これらを使い続けてもう数年が経ちますが、最近はどうも削り具合が悪いなと思っていました。
いくらがんばってもほんの少ししか削れず、平らに削るのに大変苦労していました。

 

そこで、未使用の砥草があることを思い出し使ってみると……驚くべき削り速度。
写真の一番左がそれです。
見た目からして違いますね。

 

なるほど、長年使い続けた砥草は目が寝てしまっていたんですね。
削りにくくなるわけです。
ダイヤ砥石でもあるまいし、すこし考えれば分かることでした……。
自分の頭の固さにあきれるばかり。

 

 

今後は、削りづらくなってきたら早々に新しいのを買おうと思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です