堀松印房

篆書・印篆+模様:精金百煉2021.10.28

 

24mm(八分角)篆書・印篆:精金百煉

 

意味:

何度も繰り返し鍛えて一層よくすること


講習会の課題で彫ったものです。

 


こういった幾何学模様を彫ることはめったにないのですが、あらためてその難しさを実感しました。
文字を彫るのも難しいですが、また別の難しさといいますか。
線の太さを統一しないといけないし、ほんのわずかな線の曲がりが全体に作用する。
最初から最後まで気の抜けない作業となりました。
だからこそ、長時間になってしまうのも仕方ない。

 


これは文字を彫る際にも言えることですが、仕上げする順番がポイントになります。

たとえば国という字。
周りの口から彫るか、中の玉から彫るか。
自分は必ず口から彫ります。

 

なぜなら、いくら文字として歪みがなく彫れたとしても、文字自体が曲がっていたらハンコとして台無しだからです。
となりの字とのバランスはどうか、全体として字が曲がっていないか。
その字を彫ればいいという話ではないのです。

 

なので、仕上げをする順番としては、外枠を整えたのち、文字の一番外側の線を整えて、すぐ次の文字へ。
そうして全体として歪みがないことを確認してから、文字の内側も彫っていきます。

模様に関しても、まずは目安となるメインの線だけを彫り、それに合わせて周りを整えていく。
考え方は同じです。


どのように仕上げていくか、その順番で仕上げていくか。
印章彫刻において、出来栄えを左右する大変重要な要素だと思っています。

 

 

 

それでは動画をどうぞ。


■YouTube

 

 

 

■ニコニコ動画

 

https://www.nicovideo.jp/watch/sm39545504

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です