篆書・小篆+絵:一字千金2022.03.23
30mm(一寸角)篆書・小篆+絵:一字千金
講習会の課題で彫ったものです。
一字千金とは:
文章、詩、筆跡などが立派ですぐれていること
お客様から預かった大切な名前を、配字し、バランスをとり、完成度を上げていく。
機械では決してできない、気品さえ漂うほど調和のとれたハンコを手で仕上げていく。
一文字一文字に全力で挑むことは、ハンコ屋として当然の義務です。
しかし現状は、その最低限のプライドすらないハンコ屋だらけ。
売れればなんでもいい、消費者に良し悪しなんて分からない。
そんな姿勢だからこそ、逆に信頼をなくし、ハンコの価値すらなくしてしまっている。
まさに自業自得。
業界そのものが下り坂になった結果、真面目に彫っている職人も逆風にさらされている有様です。
自分も、いつまで続けられるか分かりません。
それでも、技術を継承したものとして。
一字千金という言葉に似合う仕事を続けていきたいと思います。
それでは動画をどうぞ。
■YouTube
■ニコニコ動画
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40217038