古印体:卑弥呼王2016.05.24
24mm(八分角)古印体:卑弥呼王
ハンコの技術講習会の課題で彫ったものです。
偽造の防止という点では、文字を枠につけるのは有効です。
機械彫りでは、枠と文字の接地部分を彫るのが苦手なため、同じハンコを作るのが難しいからです。
ただ今回の場合だと、無理に枠につけると文字のバランスだけでなく、全体としてのバランスも崩れてしまうためすべて離しました。
彫る字によっても判断が変わってくるので、職人のセンスが問われます。
もちろん、ちゃんと彫れることが前提となりますが。