堀松印房

長引く暗雲2020.04.02

 

この数か月で世界が一変してしまいました。

 

猛威を振るう新型コロナウイルスのせいで、日常が破壊されてしまった方も多いと思います。
当たり前にある普通というものがいかに大事なものか、思い知らせますね。

 

幸い、自分は自宅が仕事場なので、他の方よりはまだましな方だと思います。
なるべく外出を控えようとは思えど、まったく出ないわけにはいかず。

いろんな面で不便さを痛感しております。

 


月に二回、通っていたハンコの講習会も、二ヵ月連続で休講になってしまいました。

この業界は一般の学校と違い、4月が年度末。
なので、一年の最後が丸ごとつぶれてしまったわけです。


通年通りであれば、最後の講習日に一日かけて作品を完成させて提出するわけですが……それもかなわず。
郵送となったので、自宅で少しずつ進めています。

 

 

 


その一つ、手彫りゴム印。

線の太さは、0.2mmくらい。


人間、やろうと思えばなんとかなるものですね。

早く終わらせて、ほかのも取り掛からねば。

 

 


そういえば、コミックマーケットも中止になりました。

 

五輪の影響で夏に会場が使えず、来月のGWに変更され。
その抽選に当たったものの、コロナのせいでコミケ自体が中止に。

 

仕方ないとはいえ……やはり悲しい。

五輪が一年延期ということになり、また会場が使えなくなるのでしょう。
今後一体どうなるのか……全く想像がつきません。

 

いつになったら、普通の日常が戻ってくるのやら。

 


ゴム印彫刻一級技能士2020.03.26

 


先日の技能検定の結果がでました。


無事合格しました!!


これで、木口とゴム印の両方で一級技能士を名乗れます。

 

しかし、これで仕事に困らなくなるなんていうことはもちろんありません。
世間一般では、ハンコの資格があることすら、知る人は少ないです。

 

だから、これはあくまで目安。

 

資格を持っていても、実力が足りない人は実在します。
それはそれで問題なのですが、大事なのはそれで満足しないこと。
ようやくスタートラインに立った、と言ってもいいくらいです。


大会に出品し、今の自分の実力を知る。

入賞に向けて、研鑽を積む。


そして入賞を重ねることで初めて、自信をもってお客様に「本物」をご提供できるようになります。


自分はまだまだ、道の途中。
終わりなんてないのかもしれません。


それでも、適当な仕事なんてしたくない。

これは自分が彫ったんだ、そう胸を張って言える仕事をするために。

 


今日も印面に向かいます。

 

 

 


ゴム印つながりでもうひとつ。

 

 

通常、ゴム印は赤いゴム板に彫刻します。

そのまま台木に張り付けたり、間にスポンジを挟んで接着したりします。

でもそれでも、少しでも凹凸があるところには捺しづらいという欠点があります。


そこで登場したのが、白いゴム。

赤いゴムの二倍の厚さがあり、これを使えば段ボールにもはっきり捺せます。


その白ゴムを手に入れたので、ためしに彫ってみました。

 

 

 

 

 

赤ゴムと同じように彫れるのですが、厚みがあるので、場所によってはより神経を使います。
細かいものは彫りづらい。

 

もともと、ゴム印の大きさは大きくても幅が7センチくらい。
普通はもっと小さいものがほとんど。

なので、白ゴムは大き目のハンコに向いているようです。


平らな紙などに捺すなら赤ゴムで充分ですが、段ボールなど凹凸があるものに捺すなら、白ゴム。

 


商品の選択肢が増えました。

 


日々の仕事を処理しつつ……2020.03.12

 


またしばらく間が空いてしまいました。
最近は仕事の合間に、全国大会に出品する作品作りをしていました。


公益社団法人 全日本印章業協会
第23回 全国印章技術大競技会

 

毎年開催される大印展とは違い、こちらは二年に一度。
技能グランプリ、大印展と並ぶ印章彫刻技術の全国大会です。

今まで何度か出品したものの、実はあまりいい成績を残せていません。
なので、今度こそは、と気合を入れました。


その作品作りがようやく終わり、先日郵送してきました。

 

あとは結果を待つのみ。

 

 


それとは別に、ゴム印彫刻一級の国家試験を受けてきました。


残念ながら、受験生の減少により、今回が最後だそうです。

つまり今回合格すれば、最後のゴム印彫刻一級技能士を名乗れるということ。

最後とあって、それなりに受験生が集まったそうです。
東京だとたった4人でしたが(笑


これで手彫りゴム印の仕事が来る保障なんてどこにもないし、そもそも需要がほぼない。
ただの自己満足でしかないのでしょうが、自分の技術が国に認められることなんてそうあるものでもない。

 

がんばった結果を残したい。

 

思うことは人それぞれ。

 


結果発表を待ちます。

 


小篆:庚子+絵2020.01.16

 


15mm(五分角)篆書・小篆:庚子+絵


講習会の課題で彫ったものをご紹介。


庚子(かのえね)とは、一言でいえばネズミ年のことです。

 

古代中国では、十二支(干支)と十干で年月を表現していました。
組み合わせは60通りあり、今年2020年は十干「庚(かのえ)」で、十二支が「子(ね)」。

次に庚子が来るのは60年後になります。

 

 

ハンコは□や〇の枠があるのが普通ですが、あえてネズミのシルエットを枠代わりにしてみました。
商品としては、耐久性という意味で向いていないですが……。

練習だとこういうお遊びができるので楽しいです。

 


動画も作りましたのでよろしければご覧ください。

 

 

■YouTube

 


■ニコニコ動画

 

https://www.nicovideo.jp/watch/sm36235522

 

 


サンシャイン水族館へ2020.01.06

 

前回の続き。

 

 

展望台で景色やVRを楽しんだ後は、水族館へ行きました。
サンシャインといえば、展望台と水族館は外せません。

こちらも子供のころに行ったのが最後だったので、新しくなってどう変わったか楽しみでした。

 


説明するよりも、まずは写真をご覧ください。

 

 

   

 

   

 

 

 

屋外では、アシカのショーを見ました。

 

 

   

 


芸もみごとで可愛かったですが、なにより飼育員のお姉さんが愛情込めて接しているのが印象的でした。

ああいうのを見ると、動物と接する仕事も憧れますね。
もちろん、いろいろ大変だったりつらいことも多いでしょうけども。

 

 

 


あとは、のんびり休んでるペンギンたちを見たり、まさに鳥という感じで泳ぎ回るペンギンたちを見たり。

 

巷で人気のコツメカワウソもいました。
でもこちらはさすが大人気で、人が多すぎて写真を撮れませんでした。残念。

 

 

 


ふと上を見上げると、数羽のペリカンが毛づくろいをしていました。
間近で見ると、存在感がすごかったです。でかい。

 

そんなこんなで、家族用にお土産のお菓子を買って帰りました。

 


普段あまりこういう場所は行かないのですが、たまに行くといいものです。


童心に返って楽しませていただきました。

 

 

サンシャイン水族館ホームページ
https://sunshinecity.jp/aquarium/

 

 

 

それでは、そろそろ現実に戻ろうと思います。