堀松印房

篆書・小篆:英雄欺人2021.09.29

 

24mm(八分角)篆書・小篆:英雄欺人

 

意味:

傑出した能力を持つ人は、素人の思いつかない奇抜な計略や行動をとるということ。

 


講習会の課題で彫ったものです。


よく見ると分かると思いますが、実は数か所失敗しています……。
今見れば、文字のバランスもちょっと悪い。
仕事だったら確実に彫りなおしです。

どうするか迷いましたが、自分への戒めも込めてUPしました。

自分もまだまだ普通の人間です。

 


先日、荒彫りの時に使う当て木を新しくしましたが、思った通り彫りやすくなりました。

 

印材を挟んで固定する篆刻台、それを設置して回転させる傾斜台は購入したものですが、
その傾斜台をさらに斜めにして高くし、彫る姿勢の改善を目的に作った台は自作したものです。

 

自分に限らず、道具を含めて作業環境を改善しようとする職人さんは多い。
弘法筆を選ばずなんて言いますが、いい道具と環境があってこそいい仕事ができると思います。

 

 

 

それでは動画をどうぞ。


■YouTube

https://www.youtube.com/watch?v=DAHinsByNKY

 

■ニコニコ動画

https://www.nicovideo.jp/watch/sm39403674


長年使った道具の更新2021.09.19

 

 

ハンコを彫る最初の工程、荒彫り。
当て木と呼ばれる小さい木の板に印刀を当て、テコの原理で彫り進めていきます。

 

この当て木、その名の通り材質が木なので、鉄である印刀よりも弱い。
長年使っていると、当て木が凹んできてしまいます。

 

写真の左端の茶色いのが、10年以上使い続けたものです。
印刀が当たる部分がだいぶ凹んでしまい、テコでいう支点の部分が低くなってしまいました。
せいぜい数ミリの変化ですが、0.1ミリ以下の精度を求められる印章彫刻においては、かなり大きな差です。
実際、ちょっと彫りづらくなってきたなと思っていました。


なので、思い切って新調しました。

以前、9センチの巨大ハンコを彫ったときに用意した長い当て木を半分に切断。
写真の右二本がそれです。
長さが違うのは、適当に切ったからです(笑

 


これであと少なくとも20年は使えます。
20年後も彫り続けられるかは分かりませんが……。

 


大会作品発送完了2021.09.05

 

数ヶ月にわたり取り掛かっていた、第68回大印展の出品作品が全て完成し、先日発送してきました。

 

去年はコロナウイルスのせいで中止となり、今年は二年ぶりに開催されることになったものの、
むしろ去年よりも状況は悪化している印象……。

果たして大会は開けるのか。

がんばって彫った努力は報われるのか。


いつまでこの暗く窮屈な日常を耐え続けなければいけないのか……。


なにかと気分が沈みがちになってしまいます。

せめていい結果が出ることを願うばかり。

 

 

先日、コロナワクチン接種の一回目の予約をようやく取ることができました。
ほぼ自粛生活なので感染リスクは低いほうだと思いますが、少しでも不安は取り除いておいたほうがいいので。


篆書・小篆:夢幻泡景2021.08.31

 

24mm(八分角)篆書・小篆:夢幻泡景


意味:

人生がはかないことのたとえ。だからこそ大事に生きよ。

 

 

講習会の課題で彫ったものです。

 

ちょっと字を細く彫りすぎたかと思いましたが、実際に捺してみたらそうでもなくて安心しました。
全く同じ太さでも、小さい丸印と大きな角印では印象が変わります。
もっと言えば、画数の差が大きい字では微妙に太さを変えることもあります。

これが正解、というものはないので、経験によってイメージをつかんでいくしかないのが難しいところです。

 

 

今回の動画はありません。

 

大会に向けて作品作りに忙しかったのと、あまりに暑すぎてビデオカメラをセッティングする気が起きませんでした……。

PCで動画を編集するのも出力するのも、かなり負担がかかるし熱がすごいんですよね。

 

早く夏が終わって、作業がしやすい季節になってほしいものです。

 


篆書+絵:コロナ終息祈願2021.06.27

 

24mm角 篆書・小篆+絵:コロナ終息祈願

 

 

講習会の課題で彫ったものです。

 


いまだに猛威を振るい続けるコロナウイルスに対する怒りをこめて。
講習会の課題で出たハンコを彫ってみました。

 

あと何回、コミケのない夏と冬を越さねばならないのか……。

 

電車にも一切乗らなくなり、知人と会うこともなくなりました。

コロナがなくなっても、全てが元通りになることはないでしょう。
それでも、今のこの重く閉鎖的な空気がすこしでも晴れることを祈るばかりです。

 

 

今回の作品ですが、実はけっこうスケジュールがぎりぎりで、心残りがあるものとなってしまいました。
印影も、印面につけた印泥が多すぎて字が太ってしまい……。
あせると本当にろくなことになりません。


これから大会も控えているし、気を付けないと。

 

 


それでは動画をどうぞ。


■YouTube


■ニコニコ動画

https://www.nicovideo.jp/watch/sm38949203