第30回技能グランプリ東京都代表選手団激励会2019.02.15

 
昨日は第30回技能グランプリの東京選手団激励会に出席してきました。
 
その名の通り、技能グランプリに参加する都内の選手が集まり、全力を尽くすことを誓う催しです。
 
東京選手の認定証を頂き、いよいよ本番が近づいてきた実感がわいてきます。
本番まであと二週間。
まだまだ練習を続け、当日に最高の環境で挑めるよう努めるのみです。
 
あと、当日に着るユニフォームを支給されました。
前回は黒でしたが、今回はなんとあずき色。
変に目立ちそうです(笑
 
 
二回目の出場となる今回。
前回よりは上位になれるようがんばります。
 
 
第30回技能グランプリ 一般向けパンフレット
http://www.waza.javada.or.jp/tyousen/ginougrandprix_low_1.pdf

来月は決戦の地、神戸へ。2019.02.07

 
第30回技能グランプリまで、あとひと月を切りました。
 
技能グランプリホームページ
 
隔年で行われるこの全国大会、前回は静岡で行われました。
自分は東京の選手として参加しましたが、残念ながら入賞は逃してしまいました。
なので今回こそは、と現在練習を重ねているところです。
 
とはいえ……さっそく大きな壁に当たっています。
 
競技のお題を、時間内に彫ることができない。
 
30㎜角印に10文字を彫るわけですが、初回は規定より一時間半もオーバーしてしまいました……。
決してゆっくり彫ったつもりはないのですが、まだまだ切り詰める必要がありそうです。
当日までに、いくつ彫れるか。
 
自分との闘いです。
 
 
ちなみに、今回の会場は神戸国際展示場になります。
 
はんこ以外にも様々な業種の競技が見学できますので、もしよろければ足を運んでみてはいかがでしょう。
見て回るだけでも楽しいと思います。

失われつつある手彫りゴム印2019.01.31

ゴム印密刻1 ゴム印密刻2

 

去年のイベントで実演彫刻したゴム印が中断したままだったので、全部彫り終えました。

 

密なる彫刻、密刻と呼ばれるものです。
文字を彫る通常のものとは違い、絵柄を彫ることが多いです。

 

高さは約8cm。細い線だと0.5mm以下。
かなりの技術と集中力が求められます。

 


通常のハンコを手彫りする職人が減少する中、ゴムを手彫りできる人はさらに少ないです。
どうしても高額になる、機械彫りとの違いが分かりにくい、そもそも手彫りゴム印そのものを知っている方が少ない……。
いろいろ原因はありますが、今後さらに減っていくでしょう。

 

ですが、この技術をなくしたくはない。

 

業界を背負うなんて大それたことは言えませんが、自分はずっと続けていきたいと思います。
ゴム印を彫るのは楽しいですし。

 


全て手彫りなので、唯一無二のものができる。
浚った底にできる模様が鑑賞ポイント。
場所によっては土手を付けて彫るので、捺した時に線がよれたりしない。
機械彫りで作ったものより長持ちする。

 

それらの利点もありますので、手彫りがいいというお客様もいらっしゃいます。

 


使われなければ、廃れていく一方の貴重な技術です。

どうぞ、その技を使っていただきたく思います。


特殊書体+絵:Muland2019.01.16

 

先月の話になりますが、一件の問い合わせをいただきました。

大きいサイズでのイラストハンコを作ってくれないかと。


メールでのやりとりを続けて判明したのは、なんと最近流行っているヴァーチャルユーチューバー、通称VTuberに所縁のある方でした。
数人の新人VTuberをまとめ、「ミューランド国」というサイトを運営してらっしゃいます。

 

それほど詳しいわけではありませんが、前から存在は知っていたし興味もあったVTuber。
そんな分野で活動をされている方からのご依頼ということで、つい熱のこもった応対をしてしまいました(笑

 


ヴァーチャルとはいえ国を象徴するハンコとのことですから、本気で挑まねばなりません。
しかも、めったにない大きな印材です。30㎜もあります。
気合も入るというもの。
その熱意が功を奏したか、できた印稿にも満足していただき、ご注文の確定となりました。

 


そして、完成したものがこちらです。

 

 

 

 

提示していただいたのは真ん中のイラスト部分と、フォント字のみ。
その他調整と、枠のデザインはこちらでやらせていただきました。

 

なかなか骨の折れる作業でしたが、無事に完成してよかったです。

 

 

後日、お客様より感想をいただきました。
許可を得て掲載いたします。

 

 


————


『バーチャル国家の国璽を作って欲しい!!』
などという突拍子もない依頼にもかかわらず、こちらの要望を漏らさず親身になってご検討頂き、そこからしてまず感謝しかありません。
結果として期待していた以上のものを手にすることが出来ました。

バーチャル国家 ミューランドはその出自についてドイツとの関わりが深く
今回依頼するにあたっても、ドイツの伝統的で格式ある書体を是非取り入れたいと要望を出させていただきました。
難易度がとても高いとの事でしたが、ご快諾頂いた上にみごと完璧に仕上げていただきました。
萌えと格式という相反するようなシンボルを一つの印鑑の中に納めるデザインと技術は、間違いなく堀松印房さんでしか出来ないお仕事だと思います!


————

 

 

 

こちらこそありがとうございます!

今後ますます盛り上がっていくであろう、VTuber業界のお力になれたことをとても喜ばしく思います。

 


ミューランドは生まれたばかりの小さな国です。
今後の繁栄を祈りつつ、陰ながら応援させていただきます。

 


バーチャル国家 ミューランド
https://moeland.moe/

 


年末の大イベント2018.12.27

 
 
今年もあっという間に残りわずか。
 
みなさん年末で忙しいと思いますが、こちらも別の意味で忙しくしております。
 
 
毎年恒例、東京ビッグサイトサイトで行われるコミックマーケットに参加します。
久々に抽選で当たったので、今回はサークル参加です。
その準備に追われ、昨晩にようやくひと段落ついたところ。
参加日は30日ですので、もうすでにソワソワしております(笑
 
断片的にご存知の方もいらっしゃると思いますが、ごく簡単に言い表すならば。
 
コミックマーケット(通称:コミケ)は自由な表現の場です。
 
 
本を自作する方はもちろん、うちのようにグッズがメインのサークル、コスプレをする人など、表現方法はさまざま。
それら参加者に共通することは、みんなが楽しんでいること。
コミケという場を大事にし、次回もまた参加しようという思いで全国から集まってきます。
損得など度外視です。
(もちろん全員がそうとは限りませんが)
 
 
お祭りだの戦場だのといろいろな言葉で例えられる、この独特の空気は、参加してみないとわからないと思います。
ただし、参加するにはそれなりの覚悟が必要です。
 
何の予備知識も準備もなく飛び込んで、無事でいられる場所ではないからです。
 
必ず経験者と一緒に参加するか、コミックマーケットカタログを熟読することを強くお勧めします。
それほど、過酷な環境であることは間違いありません。
 
 
それでも。
 
すごく楽しい。
 
コミケに行かないと年が越せないと思うほど、すっかり染まり切っています(笑
 
そんなコミケに今回も参加できるという喜びをかみしめながら、年末の残り時間を過ごしております。
 
 
もし参加される方がいらっしゃるなら、どうぞお気を付けて。
コミケを楽しんでください。
 
12月30日(日) 西ホール い-09b 「堀松印房」
 
もしよろしければお立ち寄りくださいませ。
 
 
 
 
これが今年最後の更新となります。
 
この一年、いろいろありましたが、多くの方に支えられた一年でした。
その方々にすこしでも恩返しができたらと思います。
来年も、よりいいものを。
もっともっと腕を上げて、全国に名が知られるようなハンコ職人になるべく精進を続けます。
 
 
今年一年、大変お世話になりました。
 
よいお年をお迎えください。
 
 
 
堀松印房
堀松高志