堀松印房

異変2019.02.20

もう来週は大会に参加するために神戸へ向かうというこの時期に。

体に異変が起きました。


数週間くらい前から徐々に症状は出ていたんですが、今日になってはっきり出ました。


耳 鳴 り 。


原因も多岐にわたるためにこれという治療法がなく、場合によっては一生付き合っていかなければならないとも言われる症状。
ただの耳鳴りであればすぐ治ってきたし、今回もすぐ治るだろうと様子をみていたんですが……。


それが一日中続くとなれば話は別。


右の耳の中で、「ゴー」だの「キーン」だの、音がこもる感じというかぼやける感じ。

何か作業をしていれば気にならないし、うるさくて眠れないということもない。

でも今朝になって、音がはっきり聞こえるようになりまして。
あきらかに異常。

観念して耳鼻科へ行きました。


鼓膜は特に異常なし。

聴力検査の結果、耳鳴りがする右耳は低い音が少し聞きづらい。
左耳に至っては、平均よりいい結果が出ました(笑


どこかが水膨れをおこして、神経を圧迫しているとか?
なんであれ、それほど重症ではないそうです。

とりあえず薬を三種類出していただいたので、一週間後にまた検査しに行きます。

 

 

その後さっそく薬を飲んで、しばらく経ちます。


明らかに音が軽減している!

まさかさっそく効果が出るとは。
さすが専門家ですね……。


今後も飲み続け、本番までに完治させたいものです。


第30回技能グランプリ東京都代表選手団激励会2019.02.15

 
昨日は第30回技能グランプリの東京選手団激励会に出席してきました。
 
その名の通り、技能グランプリに参加する都内の選手が集まり、全力を尽くすことを誓う催しです。
 
東京選手の認定証を頂き、いよいよ本番が近づいてきた実感がわいてきます。
本番まであと二週間。
まだまだ練習を続け、当日に最高の環境で挑めるよう努めるのみです。
 
あと、当日に着るユニフォームを支給されました。
前回は黒でしたが、今回はなんとあずき色。
変に目立ちそうです(笑
 
 
二回目の出場となる今回。
前回よりは上位になれるようがんばります。
 
 
第30回技能グランプリ 一般向けパンフレット
http://www.waza.javada.or.jp/tyousen/ginougrandprix_low_1.pdf

来月は決戦の地、神戸へ。2019.02.07

 
第30回技能グランプリまで、あとひと月を切りました。
 
技能グランプリホームページ
 
隔年で行われるこの全国大会、前回は静岡で行われました。
自分は東京の選手として参加しましたが、残念ながら入賞は逃してしまいました。
なので今回こそは、と現在練習を重ねているところです。
 
とはいえ……さっそく大きな壁に当たっています。
 
競技のお題を、時間内に彫ることができない。
 
30㎜角印に10文字を彫るわけですが、初回は規定より一時間半もオーバーしてしまいました……。
決してゆっくり彫ったつもりはないのですが、まだまだ切り詰める必要がありそうです。
当日までに、いくつ彫れるか。
 
自分との闘いです。
 
 
ちなみに、今回の会場は神戸国際展示場になります。
 
はんこ以外にも様々な業種の競技が見学できますので、もしよろければ足を運んでみてはいかがでしょう。
見て回るだけでも楽しいと思います。

失われつつある手彫りゴム印2019.01.31

ゴム印密刻1 ゴム印密刻2

 

去年のイベントで実演彫刻したゴム印が中断したままだったので、全部彫り終えました。

 

密なる彫刻、密刻と呼ばれるものです。
文字を彫る通常のものとは違い、絵柄を彫ることが多いです。

 

高さは約8cm。細い線だと0.5mm以下。
かなりの技術と集中力が求められます。

 


通常のハンコを手彫りする職人が減少する中、ゴムを手彫りできる人はさらに少ないです。
どうしても高額になる、機械彫りとの違いが分かりにくい、そもそも手彫りゴム印そのものを知っている方が少ない……。
いろいろ原因はありますが、今後さらに減っていくでしょう。

 

ですが、この技術をなくしたくはない。

 

業界を背負うなんて大それたことは言えませんが、自分はずっと続けていきたいと思います。
ゴム印を彫るのは楽しいですし。

 


全て手彫りなので、唯一無二のものができる。
浚った底にできる模様が鑑賞ポイント。
場所によっては土手を付けて彫るので、捺した時に線がよれたりしない。
機械彫りで作ったものより長持ちする。

 

それらの利点もありますので、手彫りがいいというお客様もいらっしゃいます。

 


使われなければ、廃れていく一方の貴重な技術です。

どうぞ、その技を使っていただきたく思います。


特殊書体+絵:Muland2019.01.16

 

先月の話になりますが、一件の問い合わせをいただきました。

大きいサイズでのイラストハンコを作ってくれないかと。


メールでのやりとりを続けて判明したのは、なんと最近流行っているヴァーチャルユーチューバー、通称VTuberに所縁のある方でした。
数人の新人VTuberをまとめ、「ミューランド国」というサイトを運営してらっしゃいます。

 

それほど詳しいわけではありませんが、前から存在は知っていたし興味もあったVTuber。
そんな分野で活動をされている方からのご依頼ということで、つい熱のこもった応対をしてしまいました(笑

 


ヴァーチャルとはいえ国を象徴するハンコとのことですから、本気で挑まねばなりません。
しかも、めったにない大きな印材です。30㎜もあります。
気合も入るというもの。
その熱意が功を奏したか、できた印稿にも満足していただき、ご注文の確定となりました。

 


そして、完成したものがこちらです。

 

 

 

 

提示していただいたのは真ん中のイラスト部分と、フォント字のみ。
その他調整と、枠のデザインはこちらでやらせていただきました。

 

なかなか骨の折れる作業でしたが、無事に完成してよかったです。

 

 

後日、お客様より感想をいただきました。
許可を得て掲載いたします。

 

 


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『バーチャル国家の国璽を作って欲しい!!』
などという突拍子もない依頼にもかかわらず、こちらの要望を漏らさず親身になってご検討頂き、そこからしてまず感謝しかありません。
結果として期待していた以上のものを手にすることが出来ました。

バーチャル国家 ミューランドはその出自についてドイツとの関わりが深く
今回依頼するにあたっても、ドイツの伝統的で格式ある書体を是非取り入れたいと要望を出させていただきました。
難易度がとても高いとの事でしたが、ご快諾頂いた上にみごと完璧に仕上げていただきました。
萌えと格式という相反するようなシンボルを一つの印鑑の中に納めるデザインと技術は、間違いなく堀松印房さんでしか出来ないお仕事だと思います!


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こちらこそありがとうございます!

今後ますます盛り上がっていくであろう、VTuber業界のお力になれたことをとても喜ばしく思います。

 


ミューランドは生まれたばかりの小さな国です。
今後の繁栄を祈りつつ、陰ながら応援させていただきます。

 


バーチャル国家 ミューランド
https://moeland.moe/