篆書+イラスト:刀真主2018.11.16

 

先日、良いご縁に出会い大変有意義なお仕事をさせていただきました。
 
婚約者にプレゼントするためのはんこを作りたい。
そうおっしゃる女性のお相手は、なんとドイツの方。
「刀真主」と当て字等もすでに決められており、あとはデザインのみ。
そこでネットから当店へのご注文でした。
 
侍好きという彼の好みも考慮し、何度か図案を提案させていただき、
結果として、とても満足していただける図案となりました。
 
そして彫りあがったのがこちらです。
 
 
21mm(七分丸)篆書、小篆:刀真主 Vienna TN1010
 
※掲載許可はいただいております。
 
 
コメントもいただきました。
 
以下抜粋
 
>素晴らしい、あの小さい面に細かく刻まれているのがなんだか可愛く、愛おしくすら見えました(^^)
>間違いなく間違いなく、感動するはずです!
>朱肉とパッドと合わせて綺麗なボックスに入れ、無事プレゼントの準備ができました。
>本当に感謝しております。
>今回は、日本ならではの職人技が好きな、ドイツ人の婚約者へのプレゼントでした。
>彫りの仕上がりはもちろんのこと、「刀」のデザインを上手くミックスして、私の想像を越えるユニークな印稿を出して下さったことにも、感激いたしました。
 
 
 
依頼主の女性はもちろん、お相手の男性もとても喜んでいたと、のちに伝えていただきました。
それだけでなく、なんとお礼の動画まで送っていただきました。
こんなことは初めてです。
 
自分が作ったものが海外に出ることも初めてですし、
ここまで喜んでいただけたということに胸が熱くなる思いです。
直接お会いすることは難しいですが、確かにこの時だけは、心が通じ合った気がします。
 
お客様との距離が近いこの仕事だからこそ、味わえた感動だと思います。
本当に、ありがとうございました!
 

篆書:ラーメン十兵衛2018.11.15

 

24mm(八分角)篆書、印篆:ラーメン十兵衛

 

24mm(八分角)篆書、印篆:ラーメン十兵衛

 

講習会の課題で彫ったものです。
ご注文の場合は必ずご相談させていただきますが、こちらは課題なので自由に。
ただ店名を入れるだけでは物足りなかったので、ラーメンにちなんだ模様を配置してみました。
 
ここでのポイントは、外枠と、店名の両端の枠の太さを変えていること。
もし枠をそろえてしまえば、中の二本が主張しすぎてしまい、はんこ全体としてのバランスが崩れてしまいます。
文字と模様、そして枠が、一つのはんことして調和のとれたものでなければなりません。
完成度を求めるなら、そういった配慮も必要です。

第66回大印展へ2018.11.10

 

11月3日(土)、大阪のとあるホテルにて。
 
国内で最も歴史のあるハンコの展覧会、第66回大印展が開催されました。
 
全国から様々な部門で作品が集まり、そこで金賞をとることは大変名誉なことです。
今回、恐れ多くも二部門にて金賞を賜り、ハンコ職人としてまた一歩踏み出すことができました。
親身になって教え導いてくださる講習会の先生方はもちろん、
注文という形で実践を積む機会を与えてくださったお客様方のおかげです。
改めて、心より御礼申し上げます。
今後とも、より良いハンコを提供することに邁進してまいります。
 
 
忘れてはならないのは、金賞といえども、あくまで通過点でしかないということ。
現に、自分よりも実力が上の職人さんは全国にごまんといらっしゃいます。
そういったベテランの方々も、もちろん大印展に出品されております。
過去に何度も受賞されている方々なので、無鑑査という形で審査から外れているだけなのです。
そうでなければ、毎年同じ人が金賞になってしまいますので。
 
なので次の目標は、無鑑査の仲間入りを果たすこと。
受賞実績を積み重ねること。
そのラインに立ってようやく、一人前として認められるような気がします。
 
 
焦らず、でも着実に。一歩一歩前へ。
 
今日も印刀を握ります。
 

青空彫刻2018.10.29

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二日間にわたる、第24回蔵書印まつりが無事終了いたしました。​
ここ数年は天候に恵まれず、強風や大雨に耐えながらの実演彫刻でした。​
しかし今年は、初日の朝まで天気が悪かったものの、二日間とも屋外で彫り続けることができました。​
もともとは、古本まつりが目的で来られた方が多かったと思います。​
しかしそういった方々にも手彫りの技術をご覧いただくのが目的。​
普段なかなか見られないものですので、二日間通して、たくさんの方の驚きの声をいただきました。​
機械化や効率化が進む世の中で、伝統ある手仕事の職人がまだ頑張っているんだということアピールできたと思います。​
今回から、ビデオカメラとモニタを用意して中継したのも功を奏したかと。​
ただ、電気配線のトラブルで、モニタはもちろん明かりまで消えてしまったのが残念です。​
終わりの数時間は、明かりなしで彫るという事態に。​
次回の反省点となりました。​
売店の方も多くの方が足を止められ、なかなかの盛況だったようです。​
ハンコの注文も、何件かいただきました。​
みんなで手分けして、後日郵送させていただきます。​
仕事の特性上、表に出ることが難しいハンコ屋という職業。​
厳しい現状だからこそ、今後も参加して業界のお手伝いができたらと思います。​
お越しいただいた皆様、ありがとうございました!​
そして運営スタッフの皆様。お疲れさまでした!​
今後ともよろしくお願いいたします!​

イベント告知:第24回蔵書印まつり2018.10.22

来る10月27日と28日の二日間、東京都神田の神保町にて「第24回蔵書印まつり」が開催されます。
 
毎月通っている印章会館にて、石印彫刻体験ができます。
同じく毎年神保町で開催される「古本まつり」の期間中になりますので、本を探すついでに立ち寄っていただければと思います。
受付時間より前から行列ができるほど盛況で、なかなかできない貴重な体験をお届けします。
 
自分はというと、同じハンコ仲間たちと一緒に近くで実演彫刻を行います。
彫刻体験には直接関わっていないのですが、職人の技を直接ご覧いただける貴重な機会です。
その場でご注文もできますので、ぜひ足をお運びください。
 
 

手彫りゴム印「亥」

 
 
写真は、その販売ブースに並べる予定の手彫りゴム印です。
年賀状の季節が近づいておりますので、干支の「亥」の字を彫ってみました。
通常の手彫りゴム印としてはありえない安値で販売予定です(笑
 
 
お越しいただく際は、しっかり防寒対策を。
丸一日、寒空の下で彫り続ける自分たちは、天気予報を見ながら落ち着かない日々を送っております。
 
スタッフ一同、お待ちしております!
 
 
蔵書印まつり

 

古本まつり