新しい砥石2017.07.15

 

 

日ごろから刃物を扱う以上、砥石は欠かせない大事な道具。

 

ハンコの修行を始めてからずっと使い続けてきた砥石が、とうとう限界まで薄くなってしまいました。
印刀を砥いでは平らに均し……砥いでは均し。
気づけば通常時でもすでに湾曲している状態で、もう平らには砥げないでしょう。
家の包丁を研ぐくらいはできそうですが。(すでに何度か砥ぎました)

 

新しく買うしかないと思っていましたが、ちょうどハンコ屋の知人から、全く使っていないというので砥石を譲り受けました。
ありがとうございます!
これであと10年は買わずに済む! ……かも?


イベント参加のお知らせ(終了しました)2017.07.11

 

来る8月11日。今年もやってきました、コミックマーケット92

 

ありがたくも、この夏もサークル参加することになりました。三回連続の当選です。

 

今回も堀松印房として、過去のイラストハンコの展示と、二次創作手彫り消しゴムハンコの頒布。
そして同じく二次創作の手彫りゴム印と認印の頒布。
前回に引き続き、完全手彫り認印の受注販売も予定しております。

 

さらに今回は、イラストハンコの捺印体験も考えています。
ただこちらはある程度のスペースが必要ですし、実際に限られたスペースをどうディスプレイするか未定な現在、保障はできません。
なんせ一人での参加ですので、そこまで手が回らない可能性もあります。
その場合はご了承くださいませ。

 

 

あとは毎回申し上げておりますが、くれぐれも無理はなさらないようお願いいたします。
冬と同じく、夏のコミケは大変過酷です。
毎回、たいへん多くの参加者が救護室に運ばれています。
体調管理は念入りに、万全の状態でイベントをお楽しみください。

 

 

8/11(金) 一日目、東ホール タ-55a 「堀松印房

作務衣を着て、お待ちしております。よい旅を。

 

 

 

このイベントは終了しました。
​お越しいただいた皆様、ありがとうございました!


試験日迫る2017.07.08

 

全国の職人たちが挑み、厚生労働省が認める国家資格を得ることができる、技能検定

 

それとは別に、公益社団法人全日本印章業協会が主催するのが、技術検定

 

その本番まで、一ヶ月を切りました。

 

木口彫刻はすでに一級を持っていますので、次に挑むのはゴム印一級。
写真のような課題を、4時間ほどで彫りあげなければなりません。
しかも自筆の版下をゴム板に転写するところから。

 

まだまだ練習途中ですが、なんとか時間内で課題を彫り終えることができました。
あとはどれだけ精度を上げられるか。

 

 

本番まであと何回彫れるか分かりませんが、全力でぶつかっていこうと思います。


新しい砥草2017.06.26

貧乏性の自分は、同じ道具をついずっと使い続けてしまう傾向にあります。
もちろんそれが間違っているとは思わないし、この仕事を続ける以上、それがある意味必要なことだと理解しています。

 

でも時には、思い切って新しくしたほうがいいこともある、という事例。

 

 

 

こちらは砥草と言って、ハンコの印面を平らに削る道具です。
本来の砥草は、文字通り草を割いて並べて台に貼り付けたものを言います。
写真の左から二番目のものがそうです。今ではほとんど手に入りません。

 

一言で表すなら、平らなヤスリ。
この平らであることが大変重要で、これがないとハンコを平らに削ることができず、綺麗に捺せなくなってしまいます。

 

 

これらを使い続けてもう数年が経ちますが、最近はどうも削り具合が悪いなと思っていました。
いくらがんばってもほんの少ししか削れず、平らに削るのに大変苦労していました。

 

そこで、未使用の砥草があることを思い出し使ってみると……驚くべき削り速度。
写真の一番左がそれです。
見た目からして違いますね。

 

なるほど、長年使い続けた砥草は目が寝てしまっていたんですね。
削りにくくなるわけです。
ダイヤ砥石でもあるまいし、すこし考えれば分かることでした……。
自分の頭の固さにあきれるばかり。

 

 

今後は、削りづらくなってきたら早々に新しいのを買おうと思います。


仕事環境って本当に大事。2017.06.12

 

普段の木口彫刻では、回転式で角度のついた作業台でハンコを彫っています。
しかしゴム印は、角度がついていると台から滑り落ちてしまうので、あえてフラットな作業台で彫っていました。

 

そのため、どうしても姿勢が悪くなり首や肩に負担がかかり、数時間も彫っていれば痛くなる始末。
そうなると集中力も続かないし、効率も落ちる。
どうにかならないかと考えた結果……。

 

ふと思い立つ。

 

木口で使う篆刻台にそのまま板を張り付けてゴム印を彫ればいいのでは?

 

これならすべり落ちないように手で押さえる必要はないし、回転も楽。
むしろなぜ今まで気づかなかったんだろう……。

 

現に、この状態でゴム印を彫っても首や肩が痛くなりませんでした。
これはいい。

 

8月のゴム印の検定試験に向けて、練習を重ねなければ。